信用取引で思わぬ恩恵もあったりします。

動かせる資産の額が増えれば利益も上げやすい

信用取引においては、委託保証金率が30%程度であれば、およそ三倍までのお金を動かして取引ができるようになります。つまり、利益の額も通常の取引時に比べて三倍になるという理屈なのです。取引がうまくいっている間は、非常に大きな恩恵を受けることができるでしょう。自分がやるべきことは、通常の取引とほとんど変わることがありません。 普段使っている取引ツールで信用買いや信用売りを選べばいいだけなので、とくに気にすることもなくハイレバレッジの取引ができるのが利点です。短期間で大きな利益を得ようと思うと、どうしてもレバレッジを効かせなくては話になりません。よほど大きな資産を持っているのでもなければ、この三倍までの金額を使って取引できるという点は魅力的に映ることでしょう。ただ、気をつけなくてはいけないのが、損失も同じく三倍になるので、負けないように損切りをする必要性が高まってきます。損切りは自動でするように設定をしておくのがいいでしょう。

買いと売りを同時に行うことで不測の事態に対応できる

通常の現物取引では、まだ持っていない株を売ることはできません。買ってから、持っている分の株を売ることしかできないわけです。つまり、下降トレンドラインに突入してしまっているときには、損切りをするか、含み損を抱えたままで再び上昇傾向になるまで我慢をしなくてはいけないのです。 信用取引でなら、こうしたマイナストレンドのときにも利益を出していくことができます。まず売りから始めることができ、下がったら買戻しをして利益が出せるのです。いわゆる「空売り」というものですが、これが非常に便利なのです。 通常の現物買いと、信用売りを同時に注文することもできます。そうしておけば、株価が上がったときには現物買いしていたものを売れば利益になりますし、万が一株価が下がったとしても、信用売りをしていたものを買えばこちらも利益が出せるのです。どういった経済状況の波の中でも、賢く立ち回れば利益を生み出すことができる唯一の方法になります。